◇オープン戦 巨人10―1広島(24日、コザしんきんスタジアム)

前日の阪神戦に続いて二桁安打をマークし、大量10得点でオープン戦連勝を飾った巨人。試合後、阿部慎之助監督がインタビューに応じました。

この日は3回までに6本のタイムリーで8得点を挙げるなど、打線が奮起。阿部監督は「いいかたちで序盤に点を取れたと思います」と試合を振り返りました。

またドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔選手が、4安打3打点と外野のレギュラー争いで猛アピール。阿部監督は「見ていてしぶとさを感じるし、簡単に終わらない。そういうことがすごくいい結果につながっているのかなと思いますね」と評価します。

阿部監督の言葉通り、2回のタイムリーは追い込まれてから1球ファウルで粘り、6球目にタイムリー。4回の内野安打もフルカウントから2球粘り、8球目にヒットを記録しました。

計12安打10得点の猛攻を見せた打線についても阿部監督は「初見のピッチャーでも追い込まれながらファウルを打つなど、そういう工夫がすごくできていた。今日はそこが収穫ではないかなと思います」と納得の表情で語りました。