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2日前に頭部デッドボールで運ばれた青木宣親が代打逆転3ラン 通算1000得点達成

2023年7月28日 21:17
2日前に頭部デッドボールで運ばれた青木宣親が代打逆転3ラン 通算1000得点達成
ヤクルトの青木宣親選手
プロ野球セ・リーグ ヤクルト-DeNA(28日、神宮球場)

両チームあわせて3本のホームランがとびだしているゲーム。序盤はDeNA先発の東克樹投手の前にチャンスをモノにできずにいたヤクルトが6回裏に逆転に成功しました。

この試合、2回に先制したのはヤクルトでした。久々の先発マスクをかぶった古賀優大選手が先制ソロホームラン。これが古賀選手にとってはプロ7年目で初アーチとなりました。

しかしすぐさま3回にDeNA宮崎敏郎に15号ツーランホームランで逆転を許し、4回にも追加点を許します。

その後、チャンスを作りながらなかなか東投手を攻略できずにいたヤクルト打線は6回。ラッキーなヒットとフォアボールで1アウト1、2塁のチャンス。

ここでこの日はベンチスタートだった青木宣親選手が先発のサイスニード投手の代打でバッターボックスへ。

東投手のこの日の105球目、カウント1-1からのストレートをライトスタンドに運ぶ、青木選手の今シーズン第3号スリーランホームランで一気に逆転に成功。

このスリーランで青木選手は通算1000得点を達成し笑顔でプレートを受け取りました。

2日前の敵地での広島戦の7回の打席で栗林良吏投手の154キロの直球が頭部を直撃し、担架で運ばれた41歳のベテラン青木選手。

復活の青木選手の逆転弾に、満員の神宮球場の観客は最高潮の盛り上がりを見せています。