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32歳入江陵介 競泳界をけん引する選手がパリ五輪を目指すと明言 世界選手権で7位入賞

2022年7月13日 11:00
32歳入江陵介 競泳界をけん引する選手がパリ五輪を目指すと明言 世界選手権で7位入賞
パリ五輪を目指すと明言した入江陵介選手(写真:アフロ)
競泳の五輪メダリスト入江陵介選手(32)が自身のInstagramで2024年のパリ五輪を目指すことを明言しました。

これまで2023年の福岡で行われる世界選手権以降については、語っていなかった入江選手ですが、投稿では「RESTART 2024年に行われるパリ五輪を強く目指す事を決意しました」と冒頭で強く述べました。

今年6月に行われた世界選手権で入江選手は、背泳ぎ100mで52秒83で7位に入賞。そのレースでイタリアの選手が世界新記録の51秒60を樹立していました。

その時のレースについては「世界新まで誕生したレベルの高い決勝の舞台に立てた8人のうちの1人になれた事を誇りに思い、充実感がありました」と語っています。

また、今後の競泳界の発展についても常日頃から危機感を口にしていた入江選手。

今回の投稿でも若手選手に対して、「若い選手達の台頭、キャプテンシーがある選手、リーダシップがある選手がもっと必要となってくると思います」などとさらなる成長をうながしました。

▽以下、入江選手のInstagramより

RESTART2024年に行われるパリ五輪を強く目指す事を決意しました。

東京五輪が終わり本来であれば今年世界水泳が福岡で行われる予定でした。世界大会のスケジュールの変更がたくさんある度に自分自身のゴールの設定が難しい事もありました。

今年の世界水泳は自分自身のタイムは昨年の記録よりも伸びましたが、世界のレベルはもっと高くなりました。しかしながら何より世界水泳で世界新まで誕生したレベルの高い決勝の舞台に立てた8人のうちの1人になれた事を誇りに思い、充実感がありました。

世界のレベルは種目によってはかなり上がっており、日本の競泳のレベルは置いて行かれていると感じます。

日本の派遣標準が高いという意見もあると思います。しかしながら日本の派遣標準とは別のパリ五輪に出場できる参加標準も発表されており、そのタイムを現状切れていない種目が沢山ある事が現実です。パリ五輪までの残り2年間、そしてその先の競泳の日本チームがステップアップしていく為にも若い選手達の台頭、キャプテンシーがある選手、リーダシップがある選手がもっと必要となってくると思います。なにより日本代表として世界大会に出場しているという自覚、1レース1レースへの想いをもっと大切にして欲しいです。

来年は延期になっていた世界水泳福岡2023が開催され、翌年にはもうパリ五輪2024があります。現役として過ごすパリ五輪までの2年間を悔い無く泳ぎ抜きたいと思います。まずは9月に行われる国体に出場(予定)に向けて、2024年パリ五輪のゴールに向けてRESTART

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