◇世界水泳選手権 競泳女子200メートル個人メドレー決勝(24日、マリンメッセ福岡)

競泳女子200メートル個人メドレー決勝に臨んだ大橋悠依選手が、6位入賞となりました。

東京五輪では同種目で金メダルを獲得した大橋選手。今大会は唯一この種目のみにエントリーしていました。

全体5位で準決勝を通過し、挑んだ決勝。最初のバタフライは7位で泳ぐも、その後の背泳ぎで順位を上げ、2分11秒27、6位でフィニッシュしました。

試合直後のインタビューで、「自分の生涯の中でこんな大きな声援の中で泳ぐことができるなんて、すごく幸せです」と涙ながら話した大橋選手。

また、「緊張もあり、昨日の疲れもあって思うようなレースはできなかったが、これだけの声援を受けて決勝で思い切って泳げて良かった」とレースを振り返りました。

今後も200メートル個人メドレーに専念する予定だという大橋選手は、「去年（世界選手権）準決勝で終わってすごく悔しい思いをした。東京五輪ぶりに決勝の舞台にたどりつけたので、また来年決勝で笑って終われるようにあと1年準備したい」と今後の意気込みを語りました。

1位はアメリカのケイト・ダグラス選手で2分7秒17。2位は東京五輪銀メダルでアメリカのアレックス・ウォルシュ選手、3位は中国の17歳、ヨ・イテイ選手が表彰台を飾りました。