×

「ただ、ただ、栗林に感謝」回またぎ30球 広島守護神・栗林良吏2年連続で30セーブ

2022年9月13日 22:45
「ただ、ただ、栗林に感謝」回またぎ30球 広島守護神・栗林良吏2年連続で30セーブ
回またぎで広島・栗林良吏投手が2年連続30セーブを達成
プロ野球セ・リーグ 広島6-3阪神(13日、甲子園球場)
勝:森浦大輔(3勝5敗)
負:青柳晃洋(12勝4敗)
S:栗林良吏(0勝1敗30S)

CS(クライマックスシリーズ)出場を争う3位阪神と4位広島の直接対決。8回表まで6-1とリードしていた広島でしたが、その裏5番手矢崎拓也投手が阪神打線に捕まり4点差にされ、1アウト1、3塁のピンチ。

ここで佐々岡真司監督は守護神の栗林良吏投手を8回からマウンドに上げます。

栗林投手は代打・島田海吏選手に犠牲フライで1点を許しますが、続くロハス・ジュニア選手をカットボールで空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けます。

そのまま9回のマウンドにも上がった栗林投手。1番から始まる阪神の上位打線を三者凡退。勝つことが求められた直接対決で、1回2/3、30球を投げノーヒットと圧倒的な実力をみせつけました。

この日2打点のキャッチャー磯村嘉孝選手は「これから負けられない戦いがあるので、チーム全員が分かっています。とにかく一戦必勝、目の前の戦いに絶対勝つという気持ちが表れた良吏のピッチングだと思います」と称賛。SNSでも「守護神は栗林しか勝たん」「存在大きすぎる」「ただ、ただ、栗林に感謝」と、広島ファンから感謝のコメントが寄せられていました。