ヤクルトのドラフト1位ルーキー吉村貢司郎投手が19日、阪神とのオープン戦に先発登板しました。

初回、1番・近本光司選手にいきなりセンターへのツーベースヒットを許しましたが、2アウト2塁で大山悠輔選手から146キロのストレートで空振り三振を奪い、この場面を切り抜けます。

さらに2回には阪神打線から3者連続三振を奪うと、3回も2者連続三振を奪い初回から6者連続三振。その後、近本選手をレフトフライに打ち取り、得点を与えません。

5回は四球やヒットを許し、2アウト1、3塁のピンチを迎えましたが、9番・小幡竜平選手をカットボールでレフトフライに仕留めてピンチを脱しました。

5回まで76球を投げ、被安打3、7奪三振、無失点の好投を披露した吉村投手。「序盤ストライク先行でいけなかったのが反省です。立ち上がりをもっとリズム良く投げられるようにしていきたい。後半はカットボールとスライダーを操れて修正できました。1回のフィールディングが自分を楽にするプレーでした。今日のピッチングに満足せず開幕に向けてしっかりと練習していきたいです」とマウンドを振り返りました。