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巨人・原監督“子どもじゃない”と先発の堀田賢慎に愛のムチ “先発ピッチャーの重さを感じてほしい”

2022年5月6日 23:10
巨人・原監督“子どもじゃない”と先発の堀田賢慎に愛のムチ “先発ピッチャーの重さを感じてほしい”
堀田賢慎投手を叱咤(しった)する原監督
プロ野球セ・リーグ ヤクルト13ー2巨人(6日、東京ドーム)

先発の堀田賢慎投手が3回途中でマウンドを降り、その後の中継ぎ陣も8失点を喫した巨人。

原辰徳監督は「子どもだと思ってマウンドに上げてるわけじゃない」と話し、「プロでローテーションを守る投手というのは厳しい大変な世界」と奮起をうながしました。

▽以下、原監督の一問一答



――先発投手が3回で降板すると展開は苦しくなる。

うん、まあ、ね。やっぱり、いくら若い投手といってもね、先発ピッチャーの重さというものをね、そこで感じてもらわないとね。

――3回2死で四球を出した時点での交代はやむなし?

そうですね。やっぱり、連戦中のゲームというのはね、先発ピッチャーにかけるというのは強いところだけどね、断腸の思いですよ、そこもね。

――次も?
どうでしょね、その辺はちょっと相談します。

――球速が良い時に戻ってこないと?

そうですね。やっぱりコンディションが下がっているようだと話にならない。コンディションが上がってくる中でね、じゃあ五分五分だったら、若い選手を使おうというところの判断ですからね。

ただやっぱりコンディションが下がるという点ではね、もう晩年を迎えた選手ではないわけだからね。

そこは本人、大いにやっぱり反省、対策、今後の、というのは重要になってくるでしょうね。

まだ若い堀田といえどもね、プロでローテーションを守ろうとするピッチャーなわけだから、そこはやっぱり、われわれは子どもだと思って、彼をマウンドに上げているわけじゃないわけだから、そこはあえて厳しくね、言う必要はあるだろうし、そこの中で本人が、プロでローテーションを守る投手というのは厳しい大変な世界なんだということはね、思わないといけませんね。われわれも思うような教育をせないかんね。

――中山がプロ初安打、初盗塁、初得点ですね?

そうですね。元気があるよね。

――中継ぎ陣も踏ん張りどころですか?

まあでも、やっぱり勢いをつけてしまうと、リリーフの人たちというのは大変。

そういう点では、先発ピッチャーっていうのは責任は重い。だから、時間も。練習の部分においても。そういう部分というのはね、そこは思わなきゃダメだよね。
きょうは何本くらいヒット打たれたかな。ヒット全部とは言わないとしても、7割8割くらいは、堀田の心のところに、しっかり受け止めないといけないね。

子どもだと思ってマウンドに上げてるわけじゃないんだから。そこはあえて、教育をするという点においては、伝える必要はある、と判断しました。