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「悔しい経験が成長させてくれた」ドジャース移籍の山本由伸がチームに感謝 「オリックスだからここまでこれた」

2023年12月31日 10:00
「悔しい経験が成長させてくれた」ドジャース移籍の山本由伸がチームに感謝 「オリックスだからここまでこれた」
福良淳一GMと握手する山本由伸投手
プロ野球・オリックスからMLBドジャースへ移籍が決まった山本由伸投手が30日、大阪市内で会見を行い、自身の思いを語りました。

山本投手はオリックスでプレーした7年間について「チームが弱いときも経験でき、強い時も経験して、負けることの悔しさも実感しました。途中からチームがどんどん強くなってきて勝つことの喜びだったり、勝つことがどれだけ大切なことかを選手として感じられたので、本当に成長できたと思います」と振り返りました。

山本投手の入団以来Bクラスが続いていたオリックスでしたが、山本投手が18勝を挙げた21年にリーグ優勝を果たすと、そこから3連覇を達成。昨年は日本一にも輝きました。

チームのエースとして、勝つためにこだわったこととして「とにかく毎日を必死に練習して一日を大切にすること」と話し、「勝てないときはすごく悔しいですし、でもそれがまた頑張ろうという活力になりましたし、悔しい経験が成長させてくれたんじゃないかなと思います」と語りました。

オリックスの後輩に対しては「もちろん、宮城(大弥投手)とはずっと1軍でプレーできたので、宮城はこれからも気になります」と仲の良い後輩、宮城大弥選手について言及。さらに、「舞洲で練習する機会もたくさんあったので、育成(選手)含めて練習に取り組む姿勢がいい選手もたくさんいましたし、こういった選手がまた出てきたらチームも強くなると思います」と後輩に期待を寄せました。

来季から新天地アメリカでプレーする山本投手。日本のファンに対して「オリックスという球団でプレーできて人生の中でもすごく成長できた7年間でしたし、オリックスだからここまでこれた、というところもたくさん感じています。7年間どんな時も応援していただいた皆様に本当に感謝しています」と感謝の言葉を述べました。

新天地へと活躍の場を移す山本投手。「またここから新たなスタートラインだと思ってますしここからもっと頑張らないといけないと思っているので(現役)最後の日まで全力で取り組みたいです」と語り、「やっぱりワールドチャンピオンになりたいと思っていますし、チームに貢献してチームがワールドチャンピオンになれる後押しがしたいです」とメジャーでの目標を口にしました。

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