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元ソフトバンク・マルティネスからの手紙

2021年12月29日 18:14
元ソフトバンク・マルティネスからの手紙

プロ野球・ソフトバンクは29日、メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスと契約した、ニック・マルティネス投手からのメッセージをSNS上で公開しました。

球団公式ツイッターには直筆の英語で書かれた手紙の写真と日本語に訳したもの、両方が投稿されています。

マルティネス投手は2018年に日本ハムに入団。今季からソフトバンクでプレーし、先発として21試合に登板、9勝4敗、防御率1.60の成績をあげました。

しかし、ESPNなどによりますと、パドレスと4年2000万ドル(約22億円)で契約し、ソフトバンクを退団しています。

マルティネス投手は日本でプレーしたことで野球への情熱が取り戻せたと感謝を述べ、「日本はこれからも常に私にとって特別な場所です」とつづっています。

また、手紙の最後にはソフトバンクの「あなたの夢を叶えます」プロジェクトで、今年10月にマルティネス投手の先発試合に応援に訪れた、福岡県在住の自閉症がある小学生の男の子に向けて「励みになるように野球のプレーで頑張っていくね」とメッセージを送りました。


▽以下、マルティネス投手からの手紙の訳(球団公式ツイッターより)

4年間、無条件にサポートしてくれたことを感謝します。
そして、私達家族を迎え入れてくれてありがとうございました。

日本に来て1年目に札幌で娘が産まれました。妻とこれからもずっとベラちゃんに「ベラちゃんがどこで産まれたのか」を教え続けていこうね、と約束しています。日本はこれからも常に私にとって特別な場所です。

日本へ来日した当初は野球を楽しむ事や情熱を少し失った状況でした。

日本でプレーする機会を与えてくれたファイターズ、ホークス、ファンの皆さんから受けた愛情、チームメイトから受けた刺激や友情や対戦したチームの選手達のおかげで失いかけていた野球への愛情や情熱を取り戻す事が出来ました。

日本で過ごした時間や思い出、友情、友人達をこれから一生大切にしていきます。

日本の文化を教えてくれたり、私や私達家族の異国の地での生活を手助けし、住みやすくしてくれた通訳のみんなにも感謝です!

ボクの友達!陽琉くん!
来年、日本では会えないけれど、来年以降も応援してもらえるように願いながら、陽琉くんがこれからも勇気あるステップにチャレンジしていけるように、そんな陽琉くんの励みになるように野球のプレーで頑張っていくね!

背番号27&37
“マルちゃん”ことニック・マルティネス

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