◇ＫＯＳＵＫＥ　ＫＯＴＡＪＩＭＡ　ＣＵＰ　２０２２（１月２１日～２３日、東京辰巳国際水泳場）

２００ｍバタフライに登場した東京五輪銀メダリストの本多灯（ともる）選手は予選を大会新記録となる１分５４秒１６のタイムで全体１位通過しました。

決勝ではスタートからトップに立つと、そのスピードを保ったまま、フィニッシュ。タイムは１分５３秒８７とさらに大会記録を更新しました。

「ベスト（タイム）を狙っていたので、悔しいですけど、３か月ぶりくらいの大会で、３秒台（１分５３秒台）はいいところなのかなと思います」

今の目標は２年後に迎えるパリ五輪。東京五輪で金メダルを獲得したクリストフ・ミラーク選手との差を、少しでも埋めたいと日本テレビの取材に対して話した本多選手。

今回のレースの反省点を聞かれると「調子はよかったので、落ち着きすぎたのかなと思う。もっと勢いよく（３月の）選考会は行って、２秒台（１分５２秒台）を出せるように、世界選手権でも出せるように頑張っていきたいなと思います」と語りました。

去年は東京五輪で銀メダルを獲得し、名前の「灯」は覚えてもらうことができたと話した本多選手。今年の漢字１文字を聞かれると、その灯った火をさらに輝かせたいと「輝」という文字を選んでいました。

「２年後になるパリ五輪で金メダルを取ることに今は集中しているので、それができるように選考会、選手権いい結果でつなげるように頑張りたいと思います」


写真：日刊スポーツ／アフロ