◇ＫＯＳＵＫＥ　ＫＩＴＡＪＩＭＡ　ＣＵＰ　２０２２（１月２１日～２３日、東京辰巳国際水泳場）

東京五輪日本代表の佐藤翔馬選手が２１日、１００ｍ平泳ぎの決勝に登場しました。

予選を１分０秒６７の全体１位で通過した佐藤選手。決勝では最初の５０ｍは２８秒６６で４位でターンします。その後、追い上げを見せ、１分０秒０９で優勝を決めました。

「５９秒台を狙っていたので、少し足りなかったかなと思いますが、前半（泳ぎが）伸びたのが原因かなと思います」と冷静にレースを分析。

今後については「まずは３月の選考会で（世界選手権の）代表権を獲得するのが目標です」と話しました。

実は佐藤選手、去年４月に行われた東京五輪選考会の頃から腰を痛めていて、去年１１月にようやくその治療を落ち着いて行うことができたといいます。

「いまは腰にあまり負担をかけないような泳ぎをしていています。また再発したら意味がないし、そこをバランスで調整しながらやっている状態です。難しいかなと思うけど、まだ２０代ですし、ここから水泳人生は長い。最後まで続けると考えると、この腰とも付き合っていかないと」と語りました。

佐藤選手は最終日の２００ｍ平泳ぎでも３連覇を狙います。


写真：日刊スポーツ／アフロ