「自分の経験が生きると思った」W杯日本歴代最多6本の3ポイント比江島慎 最年長の活躍でパリ五輪王手
23得点の活躍で勝利の立役者となった日本代表・比江島慎選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 順位決定戦グループO 日本86-77ベネズエラ(31日、沖縄アリーナ)
ベネズエラと対戦した日本が第4クオーターに9点のビハインドをひっくり返し逆転勝利。48年ぶりとなる、自力での五輪出場に王手をかけました。
この試合、勝利の立役者となったのはチーム最年長、33歳の比江島慎選手でした。ファウルトラブルもあり、第3クオーター終了時点で約12分の出場、6得点と本来のプレーができていませんでした。
それでも第4クオーター頭から出場すると、およそ3分の間で3本の3ポイントを決めるなど11得点を奪います。これで勢いづいた日本が点差をつめると、1点ビハインドで迎えた試合残り1分55秒では速攻から馬場雄大選手のアシストでゴール下シュート。これを決め逆転、さらに相手のファウルもありフリースローを獲得。この1本もきっちりと決め2点のリードをもたらします。
そして残り47秒、このクオーター4本目となる3ポイントを沈め相手に引導を渡した比江島選手。試合を通じてチームトップ23得点。W杯での日本代表歴代最多となる6本の3ポイントを決め、チームを勝利に導きました。
日本は今大会2勝目を挙げ、次戦で勝利すればW杯アジア最上位が決まり、自力での五輪出場が決まります。
4年前のW杯、そして東京五輪では1勝もあげられず悔しい思いをしてきた比江島選手。第4クオーターのプレーは「熱くなってましたし、正直もう記憶はないんですけど。強気というか、リングしか見てないというか。シュートタッチも良かったので、リングだけを見てしっかり打ち切れるようにということは意識してました」と振り返りました。
そして、「最年長でいろんな経験をしてきたので、ああいう苦しい展開というのは自分の経験も生きると思っていた。勝利に貢献できて、最年長らしいプレーができてよかった」と勝利を喜びました。
ベネズエラと対戦した日本が第4クオーターに9点のビハインドをひっくり返し逆転勝利。48年ぶりとなる、自力での五輪出場に王手をかけました。
この試合、勝利の立役者となったのはチーム最年長、33歳の比江島慎選手でした。ファウルトラブルもあり、第3クオーター終了時点で約12分の出場、6得点と本来のプレーができていませんでした。
それでも第4クオーター頭から出場すると、およそ3分の間で3本の3ポイントを決めるなど11得点を奪います。これで勢いづいた日本が点差をつめると、1点ビハインドで迎えた試合残り1分55秒では速攻から馬場雄大選手のアシストでゴール下シュート。これを決め逆転、さらに相手のファウルもありフリースローを獲得。この1本もきっちりと決め2点のリードをもたらします。
そして残り47秒、このクオーター4本目となる3ポイントを沈め相手に引導を渡した比江島選手。試合を通じてチームトップ23得点。W杯での日本代表歴代最多となる6本の3ポイントを決め、チームを勝利に導きました。
日本は今大会2勝目を挙げ、次戦で勝利すればW杯アジア最上位が決まり、自力での五輪出場が決まります。
4年前のW杯、そして東京五輪では1勝もあげられず悔しい思いをしてきた比江島選手。第4クオーターのプレーは「熱くなってましたし、正直もう記憶はないんですけど。強気というか、リングしか見てないというか。シュートタッチも良かったので、リングだけを見てしっかり打ち切れるようにということは意識してました」と振り返りました。
そして、「最年長でいろんな経験をしてきたので、ああいう苦しい展開というのは自分の経験も生きると思っていた。勝利に貢献できて、最年長らしいプレーができてよかった」と勝利を喜びました。