巨人の3年目、井上温大(はると)投手が24日の中日戦でプロ初先発します。

今シーズン1軍では中継ぎ投手として登板していた井上投手。プロ初勝利となれば、史上最多のチームで同一シーズン初勝利8人目となる今回の登板。井上投手は「最高の舞台で投げられるので楽しむ気持ちを忘れずに投げていきたい」と意気込みを語りました。

【井上温大投手のインタビュー】

――先発を控えた今の気持ち

「思い切って投げて最高の舞台で投げられるので楽しむ気持ちを忘れずに投げていきたい」

――けがを経ての初の先発

「ここまでくるのは長かったんですけど、やっともらったチャンスなので結果を出してこれからも1軍に必要とされる存在になっていきたい」

――今シーズン巨人は7人が初勝利

「テレビとかで見てて悔しいというか、自分と同年代の選手たちが活躍しているので自分も負けられないなという思いはありました」

――1軍の空気、どのように感じましたか？

「最初の登板はすごい緊張したんですけど、球場の雰囲気とかお客さんの声とか拍手とかなれてきて楽しめば自分にとってプラスな雰囲気になれるかなと思って投げています」

――自分のストロングポイント

「ストレートが自分の持ち味なので。どんどんバッターに攻めていって強い気持ちを持ってバッターに向かっていきたい」

――先発に向けてコーチ、チームメイトからのアドバイスは？

「桑田さん(投手チーフコーチ)には投げる前にこの球は見せ球とかカウントを取りに行く球とか、自分で整理して投げるといいと言われたので実践したいと思います」

――意識して取り組んだこと

「追い込んでから三振とか取れないので決め球、フォークとかを練習していて、それが明日出ればいいなと思います」

――課題は？

「追い込むまではいけるんですけど、追い込んでから思うように打ち取れないので、そこが課題というか難しいなと思います」

――初勝利を見せたい人は？

「家族や今まで支えてくれたトレーナーさんに初勝利を見せられたらいいなと思います」