プロ野球の12球団監督会議が16日行われ、終了後には座長を務めた阪神・岡田彰布監督が会見に出席。記録員へある要望をしたことを明かしました。

「自分の意見で、昨年も何回かあったんですけど」とした上で「去年も一昨年も最多安打が2人同時達成になった。143試合の中での積み重ねなんですけど例えば、エラーが内野安打になった、その1本が最終的に、163本目のヒットになってたかもわからない。そのくらい選手はシビアにタイトルに向かって頑張っている。一番、僕が思っていたのは、やっぱりスタンドの上の方からしか(記録員が)見てないっていうのが、甲子園と広島は土のグラウンドなので、少しのイレギュラーバウンドが、ちょっとわからない部分がある」と記録員の判定の仕方へ意見を口にしました。

続けて「きょうの審判団の記録員は誰々ですと名前は聞くんですけど、名前と顔が今は合わない。グラウンド降りてきてもらって、コミュニケーションをとる、そういうのはしてほしいなという意見は言いました」と記録員とのコミュニケーションを増やすことを要望。

これは自身の経験から来ているといい、「僕も昔、選手のときに、練習中にグラウンドに降りてきてもらって、きょうのグラウンドはどうだって会話をしたという記憶がある」とグラウンドの状況把握のための要望だと語りました。