DeNA三浦監督「最高にうれしい」26年ぶりの日本一に涙 “優勝するために横浜に戻ってきた”の言葉通り大一番で筒香が躍動
ソフトバンクとの日本シリーズを制し、26年ぶり3回目の日本一に輝いたDeNA。試合後、三浦大輔監督は「最高にうれしいです」と安どの表情を見せました。
DeNAは第1戦、第2戦と連敗を喫しながらも、福岡に場所を移した第3戦からは投打がかみ合い3連勝。日本一へ王手をかけます。
本拠地で迎えた第6戦は、筒香嘉智選手の先制ホームランをきっかけに打線が爆発。13安打11得点とソフトバンクの強力投手陣から大量得点を奪います。投げては、先発・大貫晋一投手が4回2失点と試合を作ると、その後はリリーフの4投手が無失点リレーで、ソフトバンクに4連勝。リーグ3位からの下剋上で頂点に駆け上がり、勝利の瞬間、三浦監督は涙を流す姿がありました。
歓喜にわく球場で三浦監督は「毎日選手たちに伝えていたことは『今日の試合は持っているものを全力で出し切る』ということ。それを続けてきて今日まで来ました。今日も同じ気持ちで全員が戦ってくれた結果だと思います」と選手をたたえます。
そして今季5年ぶりの古巣復帰を果たした筒香選手は、この大一番で先制ホームランを含む2安打4打点の活躍。三浦監督は「“優勝するために横浜に戻ってきた”という言葉通り、今日も勢いをつけるホームランを打ってくれました」と頼もしい姿に感嘆のコメントを残しました。
日本シリーズを振り返っては「試合をしていくたびに選手も進化して、次の試合、次の試合と臨んでくれましたし、中身の濃い期間を過ごせたと思います」と三浦監督。
最後にファンへ向けて「苦しい時もしんどい時も常に信じて応援していただきありがとうございます。日本シリーズ優勝を皆さんと一緒に喜び合えたことが最高にうれしいです」とコメントし、喜びを爆発させました。