19年に飛行機墜落事故で死亡したサラへの侮蔑チャントでニースがサポーターを非難
サッカー、フランスカップの決勝、ナント対ニースの試合で、2019年に飛行機事故で死亡したエミリアーノ・サラ選手を侮蔑するチャントをニースのサポーターが口にしたことについて、ニースが非難声明を出しました。
サラ選手はナントからイングランドのカーディフ・シティへの移籍が決定し、契約を結ぶための移動時に飛行機が英仏海峡に墜落。28歳の若さで亡くなっています。
会場で口にされたチャントはサラ選手が死亡した状況を揶揄(やゆ)したもので、クラブは「ニースは最も強い表現でこのチャントを非難します。われわれはこうした信じがたいあざけりと価値をともにしません」と声明を発表しました。
また、ニースのガルティエ監督は「耳にしたことに言葉がありません。スタジアムではいろんな言葉が飛び交いますが、これは・・・亡くなった選手への侮辱の言葉など、どこから生まれてくるのか。これがいまの私たちが生きる社会なら、それは問題だ」としています。
試合はナントが1-0でニースを破っています。