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「積み重ねていくだけ」巨人・秋広優人がプロ初の4安打 延長12回には同点タイムリー

2023年5月13日 20:05
「積み重ねていくだけ」巨人・秋広優人がプロ初の4安打 延長12回には同点タイムリー
巨人・秋広優人選手 (画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人5x-4広島(13日、東京ドーム)

巨人の秋広優人選手が4安打、延長12回には同点タイムリーを放ちました。

この日は広島先発・森下暢仁投手から、第1打席にライト前ヒット、第2打席にセンター前ヒットを放ちます。

第4打席は8回1アウト1塁の場面、3番手・ケムナ誠投手のフォークをセンター前へ運び、プロ初となる1試合3安打、猛打賞をマークします。

しかし、これだけでは終わりませんでした。2点を勝ち越された直後の延長12回裏。大城卓三選手の犠牲フライで1点を返し、なおも1アウト1、3塁のチャンスで第6打席がまわります。秋広選手は5球ファウルで粘った後の9球目、ストレートを振り抜くと打球はレフト前に落ちる同点タイムリーとなります。打った秋広選手もベンチへ向けガッツポーズを見せました。

その後、ブリンソン選手がサヨナラタイムリーを放ち、巨人が劇的勝利を飾りました。

ヒーローインタビューで秋広選手は、「(大城)卓三さん犠牲フライを打ってくれたのでなんとか同点に追いついてやるという思いで。追い込まれてしまったんですけど、そこからは何とかランナーを返そうという思いで打席に立ちました」と振り返りました。

また、4安打という活躍については「本当に一打席一打席、積み重ねていくだけだと思っているのでまだまだ結果が出せるように頑張りたいと思います」と早くも次を見据えています。

最後に今後の意気込みついては「55番を背負わせてもらっているので、55番を秋広に背負わせてよかったと思えるような選手になりたいと思います」と力強く答えました。