大相撲・元横綱の宮城野親方が28日、宮城野襲名披露パーティーを行いました。

この日に東京・両国国技館で「白鵬引退宮城野襲名披露大相撲」を行い、断髪式をした宮城野親方。

はさみを入れたX JAPANのYOSHIKIさんと、その後に行われたパーティー開演前に取材に対応しました。

「YOSHIKIさんは小さいころからのファン。横綱、大関になって親しくしてもらいました。きょう、ぜひ来てもらいたかった」と話した宮城野親方。

断髪式についてYOSHIKIさんは「素晴らしい門出に招いて頂いてありがとうございます。人の髪の毛を切ったのは人生で初めてです」と話しました。

また宮城野親方と旧知の仲というYOSHIKIさんは「親方が横綱になる前から（付き合いがあった。）『いつか横綱になります』って言ってました。そしたら本当になった」と、当時のことを感慨深げに話しました。

YOSHIKIさんから今の心境について聞かれた宮城野親方は「戦った仲間、応援してくださった友達の思い出がフラッシュバックというか、思い出1個1個を思い出す」と断髪式を振り返りました。

また「今はすごくさっぱりしているんですけど。まげというのは自分は体の一部だと思っていました。それを切り落としたというのは、体の一部がなくなったというちょっと寂しさがある」と語りました。

これからの宮城野親方にYOSHIKIさんは「親方は以前からどのように相撲という業界を盛り上げていけるかというすごい大きな視野で考えていらっしゃいまして、これから相撲協会を引っ張っていける、そういったすごい存在なんだなって思ってます」と期待しました。

これに宮城野親方は「もっと大相撲が世界にグローバルに羽ばたいて、また好きになってもらえれば、日本に観光に来てもらえる。そういう親方として活躍したいし、架け橋になればいい」と意気込みを語りました。