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ダルビッシュ有は7回途中2失点 大谷翔平を完全に封じわずか3安打の好投も2本のソロ浴び降板

2024年10月12日 11:14
ダルビッシュ有は7回途中2失点 大谷翔平を完全に封じわずか3安打の好投も2本のソロ浴び降板
7回途中2失点のダルビッシュ有投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB 地区シリーズ 第5戦 ドジャース-パドレス(日本時間12日、ドジャー・スタジアム)

勝った方がリーグ優勝決定シリーズ進出という大舞台を託されたパドレスのダルビッシュ有投手。ドジャース・山本由伸投手との投げ合いで始まりましたが、2失点で降板しました。

先発のダルビッシュ投手は初回、1番・DHの大谷翔平選手と対戦しフルカウントからスライダーで空振り三振を奪うと、初回を無失点で切り抜けます。

2回には先頭のマックス・マンシー選手に四球を与えますが、ウィル・スミス選手をダブルプレーに打ち取り2アウトとします。しかし続くキケ・ヘルナンデス選手に投じた初球、152キロのストレートを完璧にとらえられ、レフトへ先制のソロホームラン。バットに当たった瞬間ダルビッシュ投手は悔しそうな表情をみせました。

それでも続く打者を内野ゴロで3アウトとすると3回には再び大谷選手と対戦。初球はスプリットでファウルとすると、2球目はカーブが外れボールに。続く3球目、真ん中高めのカットボールでサードフライとし、力強い投球で大谷選手にヒットを許しません。

多彩な変化球で、3回以降ヒットを許さない圧巻の投球を見せるダルビッシュ投手でしたが7回。1アウトから4番のテオスカー・ヘルナンデス選手を迎えると4球目、139キロのスライダーをとらえられレフトへソロホームランを許しました。

ダルビッシュ投手は次の打者を抑え、2アウトとしたところで降板。7回途中4奪三振で打たれたヒットはわずかに3本、そのうち2本がソロホームランとなり2失点でマウンドを譲りました。
最終更新日:2024年10月12日 11:14