サッカー・イングランド2部のリーズ・ユナイテッドは現地12日、日本代表MFの田中碧選手が10月のクラブ月間最優秀選手に輝いたと発表しました。

今夏、ドイツ2部のデュッセルドルフからリーズに加入した田中選手は10月のリーグ戦5試合すべてにフル出場。パス成功率91％（295本）に、1対1のデュエルで23回勝利するなど中盤の要として活躍。15日には埼玉スタジアムで行われた日本代表W杯アジア最終予選（オーストラリア戦、△1-1）に出場していましたが、クラブに戻っても疲れを感じさせないプレーを見せていました。

リーズは現在3位と、来シーズンのプレミアリーグ昇格に向けて好スタートを切っています。そんなチームにおいて田中選手は、他の選手を大きく引き離す54％ものファン投票率で月間MVPに輝きました。

クラブを通じて「この賞をもらえて本当にうれしいけど、僕にとって最も重要なことは毎試合勝ち点3を獲ること。チームメイトやコーチングスタッフが大きなサポートをしてくれて、いつも助けてくれています。本当に感謝していますし、彼らがこの賞を受賞できた理由です」とコメントしています。

またこの発表を受け、クラブのSNSには「My King（私の王様）」「驚きはない、彼は素晴らしいよ」「彼は特別な選手」「小さな宝石を手に入れた」と田中選手を称賛する声が多く寄せられています。