プロ野球・巨人の吉川尚輝選手が22日、CS日テレジータスで放送された『超ジャイアンツ』にインタビュー出演しました。

原監督から「自信を持って送り出せる1番バッター」と太鼓判を押される吉川選手。先月までは打率.180と打撃で苦しみ、スタメンを外れることもありましたが、5月の月間打率.364と復調。20日の中日戦では今季3度目の猛打賞をマーク。直近4試合中3試合で複数安打をマークするなど、チャンスメーカーとしてチームの5連勝に大きく貢献しています。

好調の要因を吉川選手は「自分のタイミングで打てている打席が多くなってきた」と分析。「自分の中で始動するのを遅らせてみたり、早くしてみたり。ランナーがいる場面、いない場面で変えている」とタイミングの取り方が功を奏していると明かしました。

そのバッティングに加えて、吉川選手は華麗な守備でもチームを支えています。ファンから“安心安定”“尚輝たまらん”とも評される鉄壁の守備について「自分の感覚を意識してやっている。流れを守備で変えられる場面もたくさんあると思うので、攻撃にいい流れを持っていけるように心がけながらやっている」と話しました。

また、同じ内野手のルーキー・門脇誠選手とはポジショニングやバッターの傾向の意見交換をし、刺激をもらっていると言います。「(門脇選手は)1歩目も早いし、球際も強いし、彼に助けられている部分がたくさんある。なんとか僕もチームを助けられるようなプレーをしていきたい」とさらなる高みを見据えました。

現在、チームは3位。30日からは上位浮上へのポイントとなる交流戦が始まります。吉川選手は「本当に大事な期間。しっかり貯金を作っていい5月6月を過ごしたい。もっと塁に出てたくさん得点できるように1番としての役割をこれから頑張りたい」と決意を新たにしました。