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17歳永原悠路がフルメイクで予選2位「今までで一番うれしい」 スケードボード・パーク世界選手権

2023年2月10日 16:31
17歳永原悠路がフルメイクで予選2位「今までで一番うれしい」 スケードボード・パーク世界選手権
永原悠路選手
◇スケートボード・パーク世界選手権(2023年2月8~12日、アラブ首長国連邦)

アラブ首長国連邦(UAE)のアルジャダ・スケートパークで開催されている、スケートボード・パークの世界選手権。その予選で世界選手権初出場の永原悠路選手(17)が圧巻のルーティンを見せました。

永原選手は2022年11月に行われた日本選手権を歴代最年少で初優勝。2024年パリ五輪出場の期待がかかっています。

2回の演技のうち、高い方の得点を競い、上位28人が準々決勝に進める今大会。

永原選手は1回目、垂直にそびえる壁でキックフリップ・ミュートグラブを決めると、その後バックサイド540にも成功。しかし、キックフリップ・インディグラブでは板に乗ることができず転倒。得点は48.26と伸びません。

失敗が許されない2回目。序盤のトリックを成功させると、1回目に失敗したキックフリップ・インディグラブを見事成功。フルメイクで得点は75.33。2位で準々決勝進出を決めました。

永原選手は「1回目は結構緊張しました。ミスしてやっちゃったという感じだったんですけど、2本目はみんなにも『そのまま攻めていけ』と言われて、決めていたルーティンをフルメイクできて、今はすごくうれしい。今までで一番うれしかった」と振り返りました。

準々決勝へは「やっとスタート地点に立てたと思うので、この勢いのままどんどんいけたら。(準々決勝は)さらに上げていきます」と意気込みました。

▽出場した日本人選手
永原悠路 2位 準々決勝進出
笹岡建介 42位 予選敗退
栗林錬平 57位 予選敗退
猪又湊哉 82位 予選敗退
平野歩夢 92位 予選敗退
三竹陽大 111位 予選敗退

◇キックフリップ・ミュートグラブ
跳び上がりながら板を蹴り上げ1回転させ、右手で板の右側をつかみ再び板に乗る
※グーフィースタンスの永原選手の場合

◇バックサイド540
ジャンプしながら背中側に1回半まわる

◇キックフリップ・インディグラブ
跳び上がりながら板を蹴り上げ1回転させ、左手で板の左側をつかみ再び板に乗る
※グーフィースタンスの永原選手の場合
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