しずちゃん、手続きミスで五輪出場完全消滅
ロンドンオリンピック予選を兼ねた女子ボクシングの世界選手権ミドル級3回戦で敗退したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代選手のオリンピック出場の可能性が、完全に消滅したことがわかった。
山崎選手は、世界選手権で敗れたため出場が絶望的となったものの、「アジア推薦枠」での出場の可能性が僅かに残っていた。しかし、日本アマチュアボクシング連盟の手続きミスが発覚、その可能性も消滅した。
国際アマチュアボクシング協会などによると、日本が推薦枠獲得を希望する場合、1月16日までに日本オリンピック委員会(JOC)を通し、国際オリンピック委員会(IOC)へ申請する必要があった。
しかし、日本アマチュアボクシング連盟が、そのために必要な事前申請をJOCにしておらず、世界選手権の結果に関係なく、日本には、山崎選手を含め、推薦枠での出場資格自体がなかったことがわかった。
今回の手続きミスについて、日本アマチュアボクシング連盟は、「現在調査中で、何もお答えできない」とコメントしている。