◇プロ野球・巨人秋季キャンプ第1クール最終日（3日、宮崎）

秋季キャンプの第1クールを終えた阿部慎之助監督は、3日間を振り返って、「いい練習をしているなと思いながら見てました」と語りました。

春のキャンプよりも1時間遅く設定された野手の早出練習では、打撃練習、守備練習、そしてウエートの3グループに分かれて、取り組んでいる今回のキャンプ。ウエートも妥協したくないという阿部監督の新しい取り組みに、秋広優人選手も「（練習後だと）出し切れないというか・・・朝やってくれるのはうれしい」と語っていました。

また、この日は打撃練習が2回行われ、午後の部ではケース打撃の要素も組み込まれたものが行われました。

「進塁打だったりバントだったり、自己犠牲の部分を重要視していきたいと僕は思っているのでそういう練習もしてましたし、その中で効率のいい走塁と守備も全てあそこでできていたので、とてもいい練習だったんじゃないかなと思います」と阿部監督。

「第2クールもいろいろな練習をすると思いますけど、“くったくたくたくた”までいけるように皆でやっていきたいなと思います」と不敵な笑みを浮かべました。