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4番下川邊の勝ち越しHR 国学院久我山が初のベスト4 マーガード擁する星稜を破る

2022年3月28日 17:07
4番下川邊の勝ち越しHR 国学院久我山が初のベスト4 マーガード擁する星稜を破る
国学院久我山が春夏通じて初のベスト4進出 (写真;日刊スポーツ/アフロ)
第94回選抜高校野球大会準々決勝(28日、甲子園)国学院久我山(東京)4-2星稜(石川)

春夏通じて初のベスト4進出を目指す国学院久我山は、選抜で初のベスト4を狙う星稜との対戦。

星稜のエースでU15日本代表の経験を持つプロ注目のマーガード真偉輝キアン投手はベンチスタートとなります。

先制されて2点を追う国学院久我山でしたが、4回まで星稜の先発・武内涼太投手の前にノーヒットに抑えられます。それでも5回、フォアボールと送りバントでランナー2塁のチャンスを作ると、1番齋藤誠賢選手がチーム初安打となるタイムリーで1点を返します。

するとその直後、星稜は先発の武内投手に変えてマーガード真偉輝キアン投手がマウンドに。

その後2アウトランナー1塁となり、国学院久我山の3番木津寿哉選手の打球はピッチャーゴロとなりますが、マーガード投手が1塁へ悪送球。その間に1塁ランナーがホームにかえり、2-2の同点となります。

さらに続く4番下川邊隼人選手がマーガード投手のストレートをとらえ、レフトスタンドに運ぶ2ランホームラン。4-2と国学院久我山が一気に逆転に成功します。

9回には2アウト、ランナー1塁3塁のピンチを迎えた国学院久我山でしたが、最後のバッターをセカンドフライにし試合終了。星稜に勝利した国学院久我山が春夏通じて初のベスト4進出です。

尾崎直輝監督は「狙い球をしぼって外れたら私のせいにしていい」と話しており、下川邊選手も「思いきっていこうとだけ考えていた。気持ちよかったです。」とホームランに喜びを感じていました。