巨人・大城卓三 新ボディーで絶対的正捕手へ 菅野も思わず「デカくなったな!」
巨人の大城卓三選手が30日、宮崎で行われた合同自主トレを終え、「実戦ですぐに結果を出したい」と正捕手争いへの意気込みを語りました。
この日は、宮崎で行われている合同自主トレの最終日。2日後に迫った春季キャンプへ向けて、大城選手も他の選手たちと共にランニングやバッティング練習で汗を流しました。
キャンプ前最後の練習を終え、大城選手は、「良い練習が出来た。良い状態であさって(のキャンプイン)を迎えられそうです」と落ち着いた表情で語りました。
今年の巨人は、大城選手と小林誠司選手、そして岸田行倫選手がキャッチャーのポジションを争います。昨シーズンは大城選手がキャッチャーとして最も多く出場。それでも一塁で起用される試合も多くあり、キャッチャーとして絶対的な存在にはなりきれていません。自身も「(正捕手争いは)横一線だと思う」と話します。
正捕手獲得のため、オフはウエートトレーニングに重点的に取り組み、去年90キロだった体は2~3キロ大きくなったと言います。「1年間戦える、ケガをしない体にしたかった。ちょっと大きくなりました」。
すると、早くもその成果が表れた場面が。この日、キャッチャーとしてブルペンで菅野智之投手の球を受けた大城選手。大城選手が座ってミットを構えると、菅野投手からは思わず「急にデカくなったな!」と声が。エースも感じるほどの進化でした。
2日後から始まるキャンプに向けては、「守備とバッティング両方アピールしたいが、特にバッティング。実戦になったときにすぐに結果を出したい」と意気込みます。
2月1日にキャンプイン後、2月10日に最初の紅白戦が行われる予定。絶対的な“扇の要”になるために、実戦での絶対的な結果を誓います。