立浪采配的中!阪神に逆転勝利で最下位脱出 大島洋平が代打で同点タイムリー 今季初スタメン3番抜擢の川越誠司が逆転ホームラン
逆転弾を放った中日の川越誠司選手(写真:時事)
◇プロ野球セ・リーグ 中日2-1阪神(16日、バンテリンドーム)
ヤクルトとゲーム差なしで最下位に沈む中日が3位阪神と対戦し、逆転勝利を飾りました。
台風7号の影響でセ・リーグ2試合が試合前に中止が告げられる中、通常通り開催された中日と阪神の一戦。
中日の先発マウンドには今季6勝目をかけて小笠原慎之介投手があがりました。しかし、小笠原投手はいきなり阪神先頭の近本光司選手へ投じた5球目を弾き返されると、ワンバウンドした打球が左肘に直撃。その後、ベンチに下がり治療を受け、一度はマウンドに戻りましたが、その後5番の大山悠輔選手にタイムリーを浴び、先制点を献上。1回を投げ切ったところで降板となりました。
その後、中日はマウンドを託されたリリーフ陣が奮闘。2番手の祖父江大輔投手が2回無失点、3番手の岩嵜翔投手も2回3奪三振で無失点投球を見せると、5回裏には打線が開花。先頭の高橋周平選手がセンターへのヒットで出塁し、送りバントで得点圏にランナーを進めると、2アウトからピッチャーに打順が回ったところで代打・大島洋平選手がコールされます。38歳の大島選手はプロ15年目の今季出場した68試合で打率.193、1盗塁と低迷。しかし、チャンスの場面で打席に立つと、阪神・先発のビーズリー投手が投じた2球目、インコースへのカットボールをうまく捉えた打球はライトのライン際に落ちるタイムリー2ベースヒットとなり、今季6勝をマークし、抜群の安定感を見せる阪神のビーズリー投手から1点をもぎとります。さらに、1-1の同点で迎えた6回には「3番・レフト」で今季初スタメンに起用された川越誠司選手がビーズリー投手の初球を振り抜き、打球はライトスタンドへ一直線。昨季7月に西武からトレードで加入して以降、中日では初ホームランとなる一打で逆転に成功しました。
逆転した中日は7回にピンチ。6回から登板し、回またぎで7回のマウンドに上がった橋本侑樹投手が1アウトから2者連続四球を与え、逆転のランナーを背負います。すると、この場面で阪神は8番の木浪聖也選手に代打・渡邉諒選手を起用。橋本投手の初球はボール球となり、不穏なムードが漂いますが、その後カウント2-1から4球目、外角高めへのストレートを渡邉選手が弾き返すと、ワンバウンドした痛烈な打球を中日ファーストの石川昂弥選手を襲いますが、これをうまく捕球して2塁へ送球。その後、1塁もアウトとし、ダブルプレーでピンチを脱しました。
最後は守護神・マルティネス投手がマウンドへ。佐藤輝明選手の打球が足に当たるハプニングはありましたが、その後無失点で締めて勝利を飾りました。
ヤクルトとゲーム差なしで最下位に沈む中日が3位阪神と対戦し、逆転勝利を飾りました。
台風7号の影響でセ・リーグ2試合が試合前に中止が告げられる中、通常通り開催された中日と阪神の一戦。
中日の先発マウンドには今季6勝目をかけて小笠原慎之介投手があがりました。しかし、小笠原投手はいきなり阪神先頭の近本光司選手へ投じた5球目を弾き返されると、ワンバウンドした打球が左肘に直撃。その後、ベンチに下がり治療を受け、一度はマウンドに戻りましたが、その後5番の大山悠輔選手にタイムリーを浴び、先制点を献上。1回を投げ切ったところで降板となりました。
その後、中日はマウンドを託されたリリーフ陣が奮闘。2番手の祖父江大輔投手が2回無失点、3番手の岩嵜翔投手も2回3奪三振で無失点投球を見せると、5回裏には打線が開花。先頭の高橋周平選手がセンターへのヒットで出塁し、送りバントで得点圏にランナーを進めると、2アウトからピッチャーに打順が回ったところで代打・大島洋平選手がコールされます。38歳の大島選手はプロ15年目の今季出場した68試合で打率.193、1盗塁と低迷。しかし、チャンスの場面で打席に立つと、阪神・先発のビーズリー投手が投じた2球目、インコースへのカットボールをうまく捉えた打球はライトのライン際に落ちるタイムリー2ベースヒットとなり、今季6勝をマークし、抜群の安定感を見せる阪神のビーズリー投手から1点をもぎとります。さらに、1-1の同点で迎えた6回には「3番・レフト」で今季初スタメンに起用された川越誠司選手がビーズリー投手の初球を振り抜き、打球はライトスタンドへ一直線。昨季7月に西武からトレードで加入して以降、中日では初ホームランとなる一打で逆転に成功しました。
逆転した中日は7回にピンチ。6回から登板し、回またぎで7回のマウンドに上がった橋本侑樹投手が1アウトから2者連続四球を与え、逆転のランナーを背負います。すると、この場面で阪神は8番の木浪聖也選手に代打・渡邉諒選手を起用。橋本投手の初球はボール球となり、不穏なムードが漂いますが、その後カウント2-1から4球目、外角高めへのストレートを渡邉選手が弾き返すと、ワンバウンドした痛烈な打球を中日ファーストの石川昂弥選手を襲いますが、これをうまく捕球して2塁へ送球。その後、1塁もアウトとし、ダブルプレーでピンチを脱しました。
最後は守護神・マルティネス投手がマウンドへ。佐藤輝明選手の打球が足に当たるハプニングはありましたが、その後無失点で締めて勝利を飾りました。