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広島ついに“2位浮上”DeNAに連勝 8回野間峻祥が決勝打 4番菊池涼介は猛打賞

2023年7月16日 20:27
プロ野球セ・リーグ DeNA-広島(16日、横浜スタジアム)

勝てばDeNAを抜き、2位に浮上する広島。3連勝中の勢いそのまま2回にチャンスを迎えます。

前日にプロ12年目で初の4番、この試合も4番を務める菊池涼介選手が、DeNA先発東克樹投手から左中間を破る2塁打。そして6番デビッドソン選手が右中間スタンドへ9号2ランHRを放ち、2点を先制することに成功します。

広島の先発・野村祐輔投手は今季3度目の先発。高い制球力を武器に5本のヒットを許すも無四球。5回を無失点に抑え、リリーフ陣にリードを託します。

2-0とリードのまま迎えた6回、広島は2番手・栗林良吏投手がピンチを迎えます。ヒットと四球で1アウト1、2塁。ここで広島守備陣が栗林投手を援護。DeNA6番京田陽太選手の1塁への当たりを、一塁手のデビッドソン選手がジャンピングキャッチで捕球。さらに続く代打・楠本泰史選手に2塁打を放たれるも、レフト末包昇大選手、ショート小園海斗選手の中継プレーで本塁アウト。1点を失いますが、同点は許しませんでした。

しかし7回、DeNAの代打攻勢に苦しむ広島。3番手・ターリー投手が、関根大気選手、大和選手、宮崎敏郎選手の3連続代打から2アウト3塁のピンチ。さらに2番桑原将志選手に四球を与えると、3番佐野恵太選手にスライダーを痛打され同点タイムリー。2-2と試合は振り出しに戻ります。

それでも8回広島は、2アウトからDeNAライト関根大気選手の落球によるエラーで2塁のチャンス。この場面で、2番野間峻祥選手がDeNA2番手・伊勢大夢投手からセンターへのタイムリーヒットで勝ち越しました。

9回抑えの矢崎拓也投手が、2アウト2、3塁のピンチを背負いますが、最後は4番牧秀悟選手を空振り三振でゲームセット。4連勝を飾った広島は、DeNAを抜き2位に浮上しています。
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