【MotoGP】MotoGPクラスのスプリントレースは悪天候で中止 Moto3クラス佐々木が今季9度目の表彰台
日本グランプリのパドックで笑顔の佐々木歩夢選手
◇オートバイレースの世界最高峰MotoGP 2023年シーズンの第16戦 オーストラリアGP Moto3&Moto2決勝、MotoGPスプリントレース(10月19日~21日、オーストラリア・フィリップアイランドサーキット)
アジア・パシフィックラウンドに突入しているMotoGP2023年シーズン。赤道直下のインドネシアに続いては、春を迎えてもまだ寒い大陸の南東部に位置する島、フィリップアイランドでのオーストラリアグランプリ。MotoGPは季節を渡る戦いです。
▽MotoGPクラス スプリントレース
事前に心配された風雨が激しく、特に突風が続く気象状況からの回復が見込めないことからスプリントレースは中止となりました。
土曜日に繰り上げて行われたMotoGPクラスの決勝レースは、ホルヘ・マルティン選手(スペイン/ドゥカティ)がポールポジションから逃げる展開でしたが、急激にタイムを落としたマルティン選手に2位争いをしていた4人のライダーが追いつき終盤に急展開。マルティン選手が5番手に落ちる一方、ポイントリーダーのバニャイア選手が2位でフィニッシュ。2人のポイント差は27に広がります。
優勝したのは最高峰MotoGPクラス7年目、120レース目のヨハン・ザルコ選手(フランス/ドゥカティ)が初優勝。Moto2時代の2016年の最終戦・バレンシアグランプリ以来の優勝で、久々にツナギ(レーシングスーツ)を着たままのバックフリップ(バック宙)を披露しました。
▽Moto3クラス決勝
ポールポジションスタートの佐々木歩夢選手(日本/ハスクバーナ)が2位で表彰台。今年クラス最多の9度目の表彰台。優勝したデニス・オンジュ選手(トルコ/KTM)に最終ラップに逆転を許しコンマ4秒ほどの差で敗れはしましたが、佐々木選手は8位に終わったポイントリーダーのジャウマ・マシア選手(スペイン/ホンダ)との差を4としました。
また、日本勢は古里太陽選手(日本/ホンダ)が7位フィニッシュで2戦連続自己ベストタイ。山中琉聖選手(日本/ガスガス)が15位で1ポイント獲得、鳥羽海渡選手は17位でノーポイントに終わっています。
▽Moto2クラス決勝
ウェットレースでスタートはしましたが、雨に加えておさまらない突風の中、9周目に赤旗中断。結局、そのままレース終了となります。これでポイントは半分ずつが与えられました。
20番グリッドスタートの小椋藍選手(日本/カレックス)はポイント圏内とはいえギリギリの15位で0.5ポイント獲得。羽田太河選手(日本/カレックス)が自身初のポイント獲得11位フィニッシュ(2.5ポイント)、また野左根航汰選手(日本/カレックス)は16位でわずかポジションひとつだけポイント獲得には届きませんでした。
▽2023年シーズン 残すは4戦
10月27日-29日 タイ
11月10日-12日 マレーシア
11月17日-19日 カタール
11月24日-26日 バレンシア
【MotoGP中継】
放送:CS放送日テレジータスで生中継
BS日テレでもハイライト中継
配信:Huluにて生配信(見逃し配信あり)
アジア・パシフィックラウンドに突入しているMotoGP2023年シーズン。赤道直下のインドネシアに続いては、春を迎えてもまだ寒い大陸の南東部に位置する島、フィリップアイランドでのオーストラリアグランプリ。MotoGPは季節を渡る戦いです。
▽MotoGPクラス スプリントレース
事前に心配された風雨が激しく、特に突風が続く気象状況からの回復が見込めないことからスプリントレースは中止となりました。
土曜日に繰り上げて行われたMotoGPクラスの決勝レースは、ホルヘ・マルティン選手(スペイン/ドゥカティ)がポールポジションから逃げる展開でしたが、急激にタイムを落としたマルティン選手に2位争いをしていた4人のライダーが追いつき終盤に急展開。マルティン選手が5番手に落ちる一方、ポイントリーダーのバニャイア選手が2位でフィニッシュ。2人のポイント差は27に広がります。
優勝したのは最高峰MotoGPクラス7年目、120レース目のヨハン・ザルコ選手(フランス/ドゥカティ)が初優勝。Moto2時代の2016年の最終戦・バレンシアグランプリ以来の優勝で、久々にツナギ(レーシングスーツ)を着たままのバックフリップ(バック宙)を披露しました。
▽Moto3クラス決勝
ポールポジションスタートの佐々木歩夢選手(日本/ハスクバーナ)が2位で表彰台。今年クラス最多の9度目の表彰台。優勝したデニス・オンジュ選手(トルコ/KTM)に最終ラップに逆転を許しコンマ4秒ほどの差で敗れはしましたが、佐々木選手は8位に終わったポイントリーダーのジャウマ・マシア選手(スペイン/ホンダ)との差を4としました。
また、日本勢は古里太陽選手(日本/ホンダ)が7位フィニッシュで2戦連続自己ベストタイ。山中琉聖選手(日本/ガスガス)が15位で1ポイント獲得、鳥羽海渡選手は17位でノーポイントに終わっています。
▽Moto2クラス決勝
ウェットレースでスタートはしましたが、雨に加えておさまらない突風の中、9周目に赤旗中断。結局、そのままレース終了となります。これでポイントは半分ずつが与えられました。
20番グリッドスタートの小椋藍選手(日本/カレックス)はポイント圏内とはいえギリギリの15位で0.5ポイント獲得。羽田太河選手(日本/カレックス)が自身初のポイント獲得11位フィニッシュ(2.5ポイント)、また野左根航汰選手(日本/カレックス)は16位でわずかポジションひとつだけポイント獲得には届きませんでした。
▽2023年シーズン 残すは4戦
10月27日-29日 タイ
11月10日-12日 マレーシア
11月17日-19日 カタール
11月24日-26日 バレンシア
【MotoGP中継】
放送:CS放送日テレジータスで生中継
BS日テレでもハイライト中継
配信:Huluにて生配信(見逃し配信あり)