◇MLB ロサンゼルス・エンゼルス 8-7 オークランド・アスレチックス(日本時間28日、エンゼル・スタジアム)

『3番・ピッチャー』の二刀流で先発出場したエンゼルスの大谷翔平選手。

打者として初回に内野安打、3回にタイムリー2ベースヒット、さらに6回にはフェンス直撃の3ベースヒットを放ちました。

ホームランが出ればサイクルヒットとなる8回第5打席。放った打球はスタンドに及ばずセンターフライとなりました。

試合後、エンゼルスのネビン監督は、この打席について「確かに頭をよぎったね。みんなそう思っただろう。勝ち投手になってサイクルヒットを打った選手なんてベースボール・リファレンスを見ても誰もいないだろう。（笑）」と答えました。

一方、大谷選手は「(バットの)先だったので、いったとは思わなかったですけど、(ランナー)1・2塁だったので、ホームランというよりはしっかり安打を打ちたいなと思っていました」と、記録よりあくまでチームの勝利に向けたプレーを意識していたと話しました。