◇パ・リーグ オリックス4-1ソフトバンク(9日、京セラドーム)

オリックス・曽谷龍平投手が今季最終戦となるソフトバンク戦に先発登板すると、6回80球、被安打1、無失点の投球でプロ初勝利を収めました。

ドラフト1位ルーキーの曽谷投手は今季ここまでは9試合(先発6試合)に登板するもいまだ勝ち星はなく0勝2敗となっていました。

曽谷投手はこの日序盤から好投を見せます。初回には1番・周東佑京選手、2番・今宮健太選手から連続三振を奪うと3番・柳田悠岐選手もファーストゴロに打ち取り完璧な立ち上がりを見せます。

1点のリードをもらった2回以降も、150キロ近いストレートと大きく曲がるスライダーを中心にテンポのよい投球を披露。4回には柳田選手にこの日初ヒットを浴びるものの後続をしっかりと抑え、得点圏へランナーを進ませません。

6回には2アウトから俊足・周東選手に四球を与えますが、キャッチャー・若月健矢選手が盗塁を阻止し曽谷投手を助けました。

曽谷投手は6回無失点でマウンドを降りると、後を受けたリリーフ陣もリードを守り、曽谷投手は嬉しいプロ初勝利を飾りました。