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教訓は前回の東京五輪「ここからがすごく勝負」平野美宇全農CUPは6位でフィニッシュ

2023年11月27日 7:22
教訓は前回の東京五輪「ここからがすごく勝負」平野美宇全農CUPは6位でフィニッシュ
パリ代表へ思いを語った平野美宇選手(写真:アフロスポーツ)
◇2023全農CUP大阪大会(26日、Asueアリーナ大阪)

卓球のパリ五輪選考を兼ねた全農CUP大阪大会、平野美宇選手は6位で大会を終えました。パリ五輪に出場できる、女子シングルス“2枠”の争いも終盤の今大会。現在ポイントランキング2位につけている平野選手は、7位で大会を終えた伊藤美誠選手との選考ポイントの差を「34.5」に広げました。

今大会の試合について平野選手は「自分的には練習してきたことができた部分となかなか試合で発揮できなかったところがあるので、まだまだ成長しないといけないなと思うような大会になりました」と総括。

東京五輪では、伊藤選手と石川佳純さんに世界ランクで上回ることができず、シングルスで出場することはかないませんでした。

「東京(五輪出場争い)の時も2位だったので、最後3位になってしまったんですけど、その経験があるからこそ今回は強い気持ちで絶対に2位以内に入って終わりたいので、最後まで強い気持ちで戦いたい」と出場権獲得まで気を緩めない。

「東京(五輪の時)よりももっと女子のレベルが高いんじゃないかなと思うので、その中で東京に続いて2枠に入るかどうかというところにいられているというのは、長く努力してきたからだと思う」と自信をのぞかせました。

泣いても笑っても、来年1月の全日本卓球選手権大会で、パリ五輪のシングルス代表の2枠が決まります。

「本当にここからがすごく勝負ですし、まだ全日本選手権もあるので、しっかり準備して、そこで今回できなかったことをできるようにして終わりたいです」と決意を口にしました。