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今季限りで引退のヤクルト荒木貴裕が代打で出場し空振り三振 そのままファーストの守備へ

2023年9月30日 21:03
今季限りで引退のヤクルト荒木貴裕が代打で出場し空振り三振 そのままファーストの守備へ
ヤクルトの荒木貴裕選手
プロ野球セ・リーグ ヤクルト-DeNA(30日、神宮球場)

今季限りで現役を引退するヤクルトの荒木貴裕選手が、代打で出場しました。

荒木選手はこの日、今季初めて1軍に登録。試合は2-2の同点で迎えた7回ノーアウトランナー1塁の場面で代打で打席に送られます。「14年間お疲れ様でした」と書かれた横断幕を掲げるファンから大きな歓声で迎えられました。

青木宣親選手らチームメイトも見守る中、DeNAの伊勢大夢投手に対して初球からスイング。2球目には三塁戦へぼてぼてのゴロを放つとファウルになりますが1塁へ全力疾走。さらにそこから2球ファウルで粘り、5球目は低め変化球を見極めます。迎えた6球目を変化球にバットが空を切り空振り三振に倒れました。

荒木選手は、ベンチ前まで駆け足で戻ると、3方向に礼をすると再び大きな拍手が送られ、チームメイトに肩をたたかれてねぎらわれながら、ベンチ裏に引きあげました。

またその後オスナ選手に代わり8回からファーストの守備へ。このままいくと9回にもう一度打席が回ってきます。