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「かえれるかな、回れ、回れって」巨人・門脇誠 ウオーターシャワーは「手をあげて待ってました」と笑顔

2023年9月18日 8:02
「かえれるかな、回れ、回れって」巨人・門脇誠 ウオーターシャワーは「手をあげて待ってました」と笑顔
ウオーターシャワーをあびる門脇誠選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人3x2-ヤクルト(17日、東京ドーム)

ヒーローインタビューを終え、報道陣の前に現れた門脇誠選手。開口一番、「自分の中で課題というか、こういう選手にならないといけないというのが見えているので、それをただ実行しているだけ。それが11球粘ったりとか、アウトになっても、凡打の内容にはこだわってやってます」と語りました。

この日は第3打席にヤクルトの先発、小澤怜史投手相手にファウルで粘り、11球目でショートへのライナーを放ちました。長岡秀樹選手に捕球されると悔しそうな表情を見せるも、同じ回に4番の岡本和真選手がレフトへの第41号を放ちました。

「阿部(慎之助)さんも、亀井(善行)さんも、『おまえが(球数)投げさせたから(打てた)』って言ってくれた。同じ凡打の内容でもチームに貢献できることはあると思うので、目立つ数字だけじゃなくてウラの所もしっかり意識してやっていけたらなと思います」

そして、サヨナラを生んだ第5打席。丸佳浩選手への申告敬遠は「そうであろうなと思っていた」そうで、「いつも通り」打席に入ったそうです。ここでも「フォアボールでもいい」とファウルで粘ります。外野は前進守備、バックホーム体制。10球目、真ん中に入ってきた146キロのまっすぐをセンター方向に打ち返しました。

「(ホームに)かえれるかな、回れ、回れって」

2塁にいた岡田悠希選手がスライディングでホームにかえり、ベンチからチームメートが手に水のボトルを抱え走ってきます。

「手をあげて待ってました(笑)」と話した門脇選手は、かけてくれ、といわんばかりの姿勢を取り、手荒い祝福を歓迎しました。

チームはCS進出に向けて、あと11試合、負けられない戦いが続きます。門脇選手は「1戦1戦トーナメントのような気持ちで戦っている」と表情を引き締めました。

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