プロ野球・阪神の中野拓夢選手が14日、来月行われる欧州代表との強化試合に挑む侍ジャパンのメンバーに選ばれ喜びを語りました。

中野選手は去年行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも侍ジャパンに選出され世界一を経験。ショートのレギュラーだった源田壮亮選手が負傷欠場した際にはスタメン出場も果たしました。

「自分は(WBCで)世界一にはなったんですが、スタメンで出て力になれたかといえばそうではない。11月にあるプレミア12に向けてジャパンで野球をやりたい気持ちがあったので選ばれてうれしいです」と胸の内を語りました。

今回の侍ジャパンでは、異例とも言える4人の大学生が選出。「若い選手が増えていく中で、代表経験があまり多いわけでもなく、どちらかというと少ない。自分も若い選手と一緒にハツラツとやれたらいい」と話します。

阪神でも最多安打にゴールデングラブ賞と、存在感を増してきた中野選手。「世界一という素晴らしい経験をさせていただいた分、スタメンで金メダルをとりたいという気持ちはよりいっそう強くなった。スタメンで出られるように頑張りたい」とさらなる高みを目指します。