◇国内女子ゴルフ・第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント初日（6日、沖縄・琉球ゴルフ倶楽部）

国内女子ゴルフツアーが開幕し、ツアー2年目の19歳・菅楓華選手が初日を-4でトップに立ちました。

インスタートの菅選手は最初の10番、2打目をピンまで5mの位置に付けてバーディースタート。12番でボギーをたたきますが、15番で2打目をピンまで3mに、18番では3打目をピンまで1mにつける好ショットでバーディーを奪い、前半の9ホールを-2アンダーで終えます。

後半の1番でもバーディーを奪いスコアを伸ばすと、2番から7番はパーでしのぎ、パー3の8番ではティーショットをピンまで1m弱につけてバーディーとしました。

初日を5バーディー・1ボギーの68で回り、通算-4でトップに立ちました。

「ドライバーが曲がっていたので、そこまで安心できるプレーじゃなかったのですけど、最終的に2打目以降がすごく良かったので今日のスコアにつながったかなと思います」と振り返った菅選手。

オフは福岡でプロ野球の今井達也投手（西武）らと合宿を行ったことを明かし、「体のことで勉強になった。ケガをしないトレーニングだったり、自分に合う動き方を学んだ」と充実した様子。

また合宿で響いた言葉はソフトボールのレジェンド・上野由岐子選手の言葉で、「ピンチの時どういう気持ちでと聞いたら、『練習から緊張感を持たないと試合でもできない』と。グサッと響いた」と感銘を受けていました。

また宮崎ではトレーニングを中心に行い、体重は5kg増加。「球の強さだったり、安定性が良くなってきている」とその効果を実感していました。

ルーキーだった昨季はデビュー戦で7位タイに入るなど、トップ10入りを4回経験し、2年目の今季に目指すは初優勝。「10代で優勝することが目標なので、誕生日（5月17日）までに1勝できるように、チャンスをものにして頑張りたいです」と意気込みました。