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【密着】西武・渡部健人 約10時間「よくばり」守備練習で猛アピール

2022年2月2日 21:40
【密着】西武・渡部健人 約10時間「よくばり」守備練習で猛アピール
練習中にきつさで倒れこむ西武・渡部健人選手
西武キャンプ2日目、「よくばり君」こと渡部健人選手が朝8時すぎの早出練習から、居残り練習まで約10時間の練習に“密着”しました。

全体練習前、8時すぎから始まる早出練習。そこに姿を現したのは「よくばり君」の愛称でファンに親しまれている渡部選手。

ルーキーイヤーとなる昨シーズンはイースタン・リーグ打撃2冠を獲得。今キャンプで三塁手として1軍でのレギュラーを目指すため、「あまり得意ではない」と本人も語る守備を強化しています。

その後全体練習を終えると、再び三塁の位置につき、個別の守備練習。慌てず右足を早く決めすぎないように」と辻発彦監督から直接指導を受けます。

練習中、渡部選手が疲れた表情を見せると、ノックしていた黒田哲史コーチから「腹減ったのか?」との質問が。すると「(昼食を)食べれなかったです…終わってからいっぱい食べます」といったやりとりもありました。

午後の守備練習は約1時間30分行われ、次のウエートトレーニングを行う場所に向かう階段では思わず「疲れた」とつぶやき、階段で座り込む場面も見せました。

その後、平石洋介打撃コーチ、そして「(渡部選手には)期待しかない」と語る松井稼頭央ヘッドコーチから打撃指導を受け、約10時間にも及ぶ練習を終えました。

練習後の取材では初の1軍春季キャンプについて「楽しいけど緊張感もある」とした上で、この日の守備練習については「上手くなるためには数をやらないといけない。きついけどあくまでキャンプなので。公式戦で打てないよりきつくはない」と前向きに語りました。