東京パラ競泳金 木村敬一が“ハーフマラソン初挑戦”「鼻先までピリピリ。楽しい冒険ができた」
16日、東京パラリンピック100mバタフライS11(視覚障害)で金メダルを獲得した木村敬一選手がハーフマラソンに初挑戦しました。
木村選手が出場したのは国立競技場を発着点に行われた「東京レガシーハーフマラソン」。新しいことに挑戦したいと1か月半前から練習を本格的に始めました。
中間地点過ぎから疲れを感じ、足の痛みもあったと言いますが、最後は笑顔でゴール。2時間23分2秒で完走しました。
レース後木村選手は「めちゃめちゃしんどかった。全身が正座したあとみたいに、鼻先までピリピリしている」と疲労こんぱいの様子。
それでも「すれ違う人とか、沿道の人がびっくりするくらい声をかけてくれました。歓声を聞きながら走れるのは、スポーツをやっていて幸せな瞬間だなと思い出す機会になりました。楽しい冒険ができたので。どういう形になるか分からないが、挑戦する姿勢は生きていく中でみせていきたい」と今後について語りました。