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【記録で振り返る】サッカー元日本代表・遠藤保仁の“驚異的”な活躍

2024年1月10日 11:15
【記録で振り返る】サッカー元日本代表・遠藤保仁の“驚異的”な活躍
遠藤保仁選手の記録一覧
サッカー元日本代表の遠藤保仁選手(43)が、2023シーズンをもって現役を引退することを発表しました。同時に、今後はガンバ大阪のトップチームコーチに就任すると発表があった遠藤選手。そんな遠藤選手の活躍を振り返ります。

◇日本代表国際Aマッチ最多出場
日本代表として国際Aマッチに歴代最多『152』試合に出場。2010年に南アフリカで行われたワールドカップでは1次リーグのデンマーク戦で本田圭佑選手とそろってフリーキックを成功。日本代表の2大会ぶり2度目のベスト16進出に大きく貢献しました。

◇J1歴代最多出場
遠藤選手がJ1のリーグ戦に出場したのはなんと『672試合』。1998年からJリーグに入ると、その後第一線で活躍し続けました。

◇J1歴代最多PK得点
遠藤選手の代名詞でもあった“コロコロPK”。もちろんJ1でのPK得点数も『31得点』と歴代トップです。35本のPKを蹴り、31得点、成功率89%と驚異の成功率を誇ります。また、2008年12月に出場したクラブW杯では準決勝でヨーロッパ王者のマンチェスター・ユナイテッドと対戦。当時現役最高GKと称されたオランダのファン・デル・サール選手からコロコロPKで得点を奪ったことは現在も語り継がれています。

◇J30ベストアウォーズMVP
2023年に30周年を迎えたJリーグ。周年を記念して行われた「J30ベストアウォーズ」では、『MVP』と『ベストイレブン』を受賞。ガンバ大阪に在籍していた2014年に当時2クラブ目となるタイトル3冠(Jリーグ・Jリーグカップ・天皇杯)に大きく貢献。自身初の年間MVPも受賞し、ガンバ大阪の黄金期を支えました。

◇アジア年間最優秀選手
国際試合でもさまざまな活躍をしてきた遠藤選手は、2008年にAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献。大会MVPに輝くほか、翌年には『アジア年間最優秀選手』にも選出され、アジアを代表する司令塔として名をはせました。

コロコロPKや精度の高いフリーキック、精密なパスで世界を沸かせてきた遠藤選手。Jリーグのベストイレブンには、2003年~2012年、2014年、2015年の『12度』選出されるなど、“レジェンド”にふさわしい活躍を見せていました。