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【U-23日本】海外組招集に苦戦 26人選出 パリ五輪予選へ最終アピールの場

2024年3月15日 16:01
【U-23日本】海外組招集に苦戦 26人選出 パリ五輪予選へ最終アピールの場
3月のU-23日本代表の招集メンバー
JFA(日本サッカー協会)は15日、国際親善試合(22日マリ戦、25日ウクライナ戦)のU-23日本代表メンバー26人を発表。来月にはカタールで行われるAFC U23アジアカップに出場。この大会で3位以内に入れば、夏のパリ五輪出場権を獲得できます。選手達にとっては、大会直前に向けての最終メンバーへの絶好のアピールの場となります。

海外組からは5選手、GKに小久保玲央ブライアン選手(ベンフィカ/ポルトガル)、DFに内野貴史選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)、MFには佐藤恵允選手(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)、山本理仁選手(シントトロイデンVV/ベルギー)、藤田譲瑠チマ選手(シントトロイデンVV/ベルギー)が選ばれています。

また今回は、多くのヨーロッパでプレーする選手たちの招集が難しかったことにも言及。山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「五輪世代、U-20世代でも海外クラブでプレーする選手が増えてきて、A代表の強化につながっている。(日本サッカー界での)転換点を迎えていると感じている。ヨーロッパの重要なリーグ終盤の時期、クラブ側は招集を拒否できる。本当にハードルが高くなっている。(戦力とみなされ招集を拒否されるのは)喜ばしいことでもある。選手たちの経験、成長につながっている」と話しました。

またこの世代でA代表に選出されているMF久保建英選手(レアル・ソシエダ/スペイン)、GK鈴木彩艶選手(シントトロイデンVV/ベルギー)については、来月のパリ五輪予選の招集は難しいとのことです。