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ロッテ松川虎生“充実の自主トレ”他球団捕手たちからの教えで成長「ピッチャーにもっと信頼されるように」

2023年1月28日 6:30
ロッテ松川虎生“充実の自主トレ”他球団捕手たちからの教えで成長「ピッチャーにもっと信頼されるように」
室内練習場で打撃練習を行うロッテ・松川虎生選手
プロ野球・ロッテのキャッチャー、プロ2年目を迎える松川虎生(こう)選手が27日、取材に応じました。

昨季のルーキーイヤーは、高卒新人選手として史上3人目の開幕マスク。4月には佐々木朗希投手と完全試合を達成するなど76試合に出場しました。高卒ルーキーとして活躍しましたが、昨年の契約更改では「トータルで見てみると自分としても悔しいシーズン。来季に向けて打撃をもっと磨いていきたい」と、打率.173、0本塁打だった打撃の強化の必要性を話しました。

1月は愛媛・松山でヤクルト・中村悠平選手(ヤクルト)、伏見寅威選手(日本ハム)、坂本誠志郎(阪神)ら、他球団のキャッチャー陣との合同自主トレを敢行。

打撃では内山壮真選手(ヤクルト)の打撃が参考になったとのこと。「(内山選手は)打つ最後の一押しを、手全部で押すのではなく右手の指を意識して打っている。(バットの)ヘッドも走りやすくなり、打った瞬間も高い音が出ている」と、間近でその技術を確認できたと言います。

また守備では、侍ジャパンのWBCメンバーに選ばれた中村選手からのアドバイス。「スローイングの部分でしっかり指にボールがかかっていないことがあった。捕ってから早く投げるを意識し過ぎて、球に勢いがなかった。捕ってから肩をしっかりセカンドに向けて投げることを教わったので、意識してやっていけていると思います」

攻守でプロの先輩たちから教えをもらい、充実の自主トレとなった松川選手。今後に向けて「侍ジャパンに僕は選ばれたことがないので、活躍して選ばれていきたい。打撃はホームランを意識してやっていきたいし、守備はまだまだブロッキング、盗塁阻止率を上げられると思っている。ピッチャーにもっと信頼されるように、勝ちにこだわってやっていきたい」と、2年目で更なる活躍を目指します。