【リオデジャネイロ五輪　大会６日目＝現地時間１０日】

　体操の男子個人総合決勝で、内村航平選手が金メダルを獲得した。内村選手はロンドン五輪に続く２連覇。５種目を終えてオレグ・ベルニャエフ選手（ウクライナ）に次ぐ２位だったが、最終種目の鉄棒で逆転した。加藤凌平選手は１１位に終わった。

　柔道の女子７０キロ級決勝で、田知本遥選手がジュリ・アルベアル選手（コロンビア）に一本勝ち。日本女子柔道に今大会初の金メダルをもたらした。男子９０キロ級の決勝は、ベイカー茉秋選手がバルラム・リパルテリアニ選手（ジョージア）に優勢勝ち。この階級で日本初の金メダルを獲得した。

　競泳の女子２００メートルバタフライ決勝で、星奈津美選手が銅メダルを獲得した。星選手の銅メダルはロンドン五輪に続き２大会連続。また、男子２００メートル平泳ぎ決勝では小関也朱篤選手が５位、渡辺一平選手が６位。女子８００メートルリレー決勝の日本（五十嵐千尋選手・持田早智選手・青木智美選手・池江璃花子選手）は８位に終わった。

　卓球の女子シングルス準決勝で、福原愛選手は李暁霞選手（中国）と対戦し、０－４のストレートで敗れた。福原選手は続く３位決定戦でもキム・ソンイ選手（北朝鮮）に１－４で敗れ、メダル獲得はならなかった。

　サッカー男子１次リーグＢ組の最終戦で日本はスウェーデンに１－０で勝利。勝ち点を４としたが、コロンビアがナイジェリアに勝ったため、グループ３位で予選敗退が決まった。

　７人制ラグビー男子の準々決勝で、日本はフランスに１２－７で勝利。準決勝進出を果たした。

　バレーボール女子の予選リーグで、日本は地元・ブラジルと対戦。セットカウント０－３のストレートで敗れた。日本は３試合を終えて１勝２敗。

　大会６日目を終えて、日本のメダルは金６・銀１・銅１１。