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“止まらぬコイ” 逆転で広島は9連勝 8番末包が4打点 首位阪神をピタリ追走

2023年7月26日 21:39
“止まらぬコイ” 逆転で広島は9連勝 8番末包が4打点 首位阪神をピタリ追走
広島・新井貴浩監督
◇セ・リーグ 広島5-3ヤクルト(26日、マツダスタジアム)

首位阪神とのゲーム差なし、8連勝と絶好調の広島は2回先制点を奪います。

2アウトから6番デビッドソン選手がセンター前ヒットを放ち、出塁。続く7番堂林翔太選手が四球を選び、1、2塁。ここで8番末包昇大選手が、ヤクルト先発の高橋奎二投手からライト前へ落とすヒット。2塁ランナーのデビッドソン選手が一気にホームへ生還。下位打線で幸先良く先制点を奪います。

しかしその直後、ホームへ激走したデビッドソン選手が3回の守備から途中交代のアクシデント。さらにその3回に広島先発の森翔平投手がヒットとエラーでランナーを背負うと、ヤクルト5番オスナ選手に逆転15号3ランHRを浴び3失点。広島は序盤1-3とリードを奪われます。

それでも4回、先制打を放った8番末包選手が活躍。1アウト1、2塁で高橋投手のチェンジアップを右中間スタンドへ2号3ランHRで4-3と試合をひっくり返します。さらに5回には坂倉将吾選手の9号ソロHRで5-3と点差を2点に広げます。

投手陣は先発の森投手が毎回ヒットを許すも5回3失点。6回以降はリリーフ陣がヤクルト打線に得点を許さず。最後は抑えの矢崎拓也投手が20セーブ目を挙げゲームセット。阪神が勝利したため首位奪取とはなりませんでしたが、広島は4年ぶりとなる9連勝となっています。