◇プロ野球セ・リーグ　DeNA-ヤクルト(26日、横浜スタジアム)

ヤクルトの村上宗隆選手が6回の第3打席にライトスタンドへ3ランホームランを放ち、史上最年少150号ホームランを達成しました。

初回の第1打席は1アウト3塁、1塁のチャンスもピッチャーゴロ。4回の第2打席ではDeNA先発・大貫晋一投手のスプリットに空振り三振と2打席凡退に終わりました。

それでも6回、ノーアウト2塁1塁のチャンスで打席が回ってきます。

カウント2-2からの6球目のボールで村上選手はフォアボールと勘違いし1塁に歩き出す場面もあり、照れ笑いを浮かべる場面も。

気を取り直してフルカウントで迎えた7球目、甘く入ったスプリットを捉えると、打球は弾丸ライナーでライトスタンドへ。

0行進が続いた試合の均衡を破る3ランホームラン。これで村上選手は史上最年少150号ホームランを22歳6か月で達成。ベンチに戻る村上選手に笑顔がこぼれました。

打った村上選手は「(先発の)サイスニードがすごく粘って投げてくれていたしチームとしても何とか先に点を取りたいという気持ちでした。追い込まれていたのでコンパクトに打ちました。最高の結果になって良かったです」とコメント。

村上選手のホームランにSNSでは「いつでも話題は村上宗隆」「1人だけメジャーリーガー」「スターっていうより怪物」といった称賛の声が多く上がっています。