◇プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズ1stステージ DeNA-阪神(10日、横浜スタジアム)

今シーズン、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した阪神の中継ぎエース・湯浅京己投手が、9回1アウト満塁のピンチを無失点で切り抜け阪神が勝利しました。これで阪神はクライマックスシリーズ1stステージを2勝1敗として、ファイナル進出を決めました。

8回2アウトからマウンドに上がった湯浅投手は、1点リードの9回も続投します。

しかし、先頭の4番・牧秀悟選手に粘られ9球目をレフト前にはじき返されると、1アウト後6番・ソト選手にはフォアボールを与え、1アウト1塁2塁のピンチに。

DeNAファンの声援も大きくなる中、代打・オースティン選手にもヒットを許し1アウト満塁のピンチを迎えてしまいます。

しかし、ここで底力を見せた湯浅投手。一打サヨナラの場面で、代打・藤田一也選手を迎えますが、152キロのストレートでセカンドゴロ、ホーム併殺打に。勝利の瞬間、マウンド上に集まる阪神ナインの中で一際笑顔を見せた湯浅投手。勝利した阪神はCSファイナル進出を決めました。

1点リードを守り切った湯浅投手の投球にSNSでは、「これが湯浅よ！ マウンドで修正できる虎の新守護神」「湯浅頼もしい！」「すごかったぁぁ」などと称賛の声が上がっています。