アメリカメディア「ESPN」が日本時間23日、2023年のMLBのベストプレーヤートップ100選手のランキングを発表しました。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でMVPに輝き、侍ジャパンを世界一に導いたエンゼルスの大谷翔平選手が1位に輝きました。

「ESPN」によると大谷選手について、「1位になることは誰も驚かないはずだ。彼は野球史上最もユニークな才能を持つ選手」と紹介。

続けて、「まだ28歳だが、このスポーツで最も支配的な先発投手の1人であり、最も恐れられる打者の1人でもあり、さらに最速のランナーの1人でもある」と“二刀流”での活躍や俊足を称賛しました。

現地記者は今シーズンを予想し、「年を重ねるごとに、大谷は二刀流に慣れてきているように見える」とコメント。「WBCでの活躍を見ていると、大谷が世界最高の野球選手であることは明らか。MVPに匹敵するようなシーズン、そして5億ドル(約650億円)超えの契約を期待したい」と、大谷選手の活躍を早くも確信するとともに、超大型契約に期待を込めました。

また2位には大谷選手の同僚で、WBCの決勝でも戦った“現役最強打者”エンゼルスのマイク・トラウト選手、3位には昨シーズン62本塁打でMLBのホームラン記録を塗り替えたヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が入りました。

日本勢ではほかに、大谷選手と同じくWBC優勝に大きく貢献したパドレスのダルビッシュ有投手が80位にランクイン。

現地記者は「カットボール、速球、スライダーの球種を操り、打者を混乱させる他のいくつかの投球を導入することができる。23年には3年ぶり2度目のオールスターに出場することができるだろう」と今シーズンの活躍を予想しています。

■2023年 MLB ベストプレーヤーランキング
1位 大谷翔平(エンゼルス)
2位 マイク・トラウト(エンゼルス)
3位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
4位 マニー・マチャド(パドレス)
5位 フレディ・フリーマン(ドジャース)
6位 フアン・ソト(パドレス)
7位 フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
8位 トレー・ターナー(フィリーズ)
9位 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
10位 ノーラン・アレナド(カージナルス)

ー以下、日本選手の順位ー
80位 ダルビッシュ有(パドレス)