◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハムーヤクルト(30日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

10連敗のヤクルトは石川雅規投手が、交流戦初戦の日本ハム戦に先発登板しました。

交流戦では17年間で71試合に登板し、通算27勝を挙げ歴代トップに立っている石川投手。

初回、日本ハム先頭打者・松本剛選手をセンターフライに打ち取ると、2本のヒットを打たれ2アウト1、3塁とピンチを迎えますが、5番・ハンソン選手をサードゴロに仕留め、初回無失点で切り抜けます。

すると2回、9番・長岡秀樹選手の先制タイムリーでリードしたヤクルト。援護をもらった石川投手は2、3回も無失点に抑えます。

しかし4回、日本ハム先頭打者・万波中正選手に初球、外角のストレートを捉えられソロホームラン。同点に追いつかれます。

さらに6回、再び万波選手との対決。3ボールから連続ストライクで追い込むも、ファウルで粘られ7球目、ストレートをはじき返され2打席連続ソロHRを浴びます。

逆転を許した石川投手。それでも後続を打ち取り、その後は無失点で抑えるピッチングを見せ、7回を投げきりマウンドを降りました。

この日石川投手は、86球を投げ8本の安打を許すも2失点に抑えています。