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奇策“大逃げ”で後続を周回遅れ 菊池純礼が8位入賞 SNSでは「これぞ作戦勝ち」

2022年2月16日 23:34
奇策“大逃げ”で後続を周回遅れ 菊池純礼が8位入賞 SNSでは「これぞ作戦勝ち」
大逃げに成功し、ショートトラック女子1500m8位入賞の菊池純礼選手
◆北京五輪・大会13日目(2月16日)、ショートトラック・女子1500m順位決定戦

菊池純礼選手は、準決勝で相手選手と接触により転倒したものの、救済措置で順位決定戦へ。

そのスローペースで始まった順位決定戦、2周目で菊池選手が仕掛けました。スピードを上げ、一気にほかの選手を引き離すことに成功。なんと、ほかの選手たちを周回遅れに。そのまま大きなリードを奪い逃げ切った菊池選手はガッツポーズでフィニッシュ。8位入賞を果たしました。日本人選手の入賞は、2006年のトリノ五輪以来の快挙です。

この見事な“大逃げ”に、SNSでは、「この作戦は面白かった」「こんなレース初めてみた」「これぞ作戦勝ち」と多くの驚きと称賛が贈られました。

レース後の菊池選手は「してやったり、お見事でしたね」の質問に。

「ノーマークだったので、うまく働いたというか…何もしないで勝てるような甘い順位決定戦ではなかったので、何かしてやろうと思ってスタートラインに立ったんですけど、結果うまくはまって、すごい楽しいレースでした」と会心のレースに笑顔を見せました。

スタート前から決めていたと話していた作戦。ショートトラックの面白さが詰まったレースとなりました。
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