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【広島】均衡破る一発で先制も…首位阪神に3連敗で“マジック7つ”を献上のツラい週末

2023年9月11日 6:00
【広島】均衡破る一発で先制も…首位阪神に3連敗で“マジック7つ”を献上のツラい週末
広島・新井貴浩監督
プロ野球 阪神5-1広島(10日、甲子園球場)

2位広島は首位阪神に3連敗し、週末だけで“マジック7つ分”を献上しました。

先発は8月22日DeNA戦以来の8勝目を目指す九里亜蓮投手。

試合は、4回まで両先発が互いに譲らず無得点で進みますが、5回均衡を破ったのは広島でした。マクブルーム選手のレフトスタンドへの6号ソロで、2日の中日戦以来7試合ぶりに先制点をもぎ取ります。

しかし6回1アウトで、セカンド守備の小園海斗選手がゴロの処理で1塁への悪送球。ピンチを招くと、森下翔太選手にタイムリーヒットを打たれ、同点とされます。

7回には、ショート守備の田中広輔選手が、三遊間に飛んだ打球を1塁へ送球する場面で連続エラーを出して、勝ち越しのピンチを招きますが、ここは5-4-3のダブルプレーで無失点に抑えます。九里投手からはガッツポーズがでました。

8回、なんとか抑えたい九里投手ですが、球数が113球を超え投球が安定しません。先頭をフォアボールで出すと、送りバント、申告敬遠、さらにフォアボールと、気づけば2アウト満塁のピンチで、阪神の代打・糸原健斗選手にセンター前へタイムリーヒットを打たれ、2点の勝ち越しを許します。九里投手はここで降板します。

代わった大道温貴投手も、阪神打線をおさえられず、さらに2点を加えられて万事休す。

広島は前のカードから4連敗。直接対決した阪神に、週末だけで“マジック7つを減らす”痛い3連敗を喫しました。

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