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ロッテ・佐々木朗希 初の二桁10勝目ならず 6回1失点も同点のまま降板

2022年9月26日 21:43
ロッテ・佐々木朗希 初の二桁10勝目ならず 6回1失点も同点のまま降板
プロ野球パ・リーグ ソフトバンク-ロッテ(26日、PayPayドーム)

シーズン10勝目をかけて先発したロッテの佐々木朗希投手ですが、同点のまま降板しプロ入り後初の二桁勝利とはなりませんでした。

初回から、自身の悪送球とフォアボールで2アウト2、3塁のピンチを迎えた佐々木投手。しかし5番・デスパイネ選手を低めのフォークで空振り三振とし得点を与えません。

4回には2アウト1、2塁の場面、セットポジションに入る動きを途中で止めボーク。2、3塁へとそれぞれ進塁を許します。それでも甲斐拓也選手を外角へのスライダーで空振り三振に。要所を締めるピッチングを見せます。

しかし5回、ソフトバンクの1番・三森大貴選手に死球を与えると2つの盗塁を許し1アウト3塁とされます。佐々木投手はこのピンチ、バッターをフォークで空振り三振にするも、ワンバウンドしたボールがそれる間に3塁ランナーをホームにかえし先制点を許してしまいます。

それでも直後の6回、打線が同点に追いつくとその裏もマウンドに上がった佐々木投手。きっちりと三者凡退に抑え、同点のまま6回97球1失点でマウンドを降りました。

ロッテは今季残り4試合。最終戦は6日後のソフトバンク戦となっており、佐々木投手の10勝は厳しい状況です。


◇佐々木朗希投手 今季成績
20試合 防御率2.02 9勝4敗 173奪三振